田舎の課題

私がこちらに帰ってきて驚くことの一つに、人が居ないこと。
コロナのせい?いや、違います。
どんどん人口は減り、今では、わずか1600人しか居ません。
空き家も多く、町を歩いていると悲しい気持ちになるのです。

これは、全国の田舎が抱える課題の一つ。
過疎化、高齢化がどんどん進み、都会は便利になる一方、田舎は益々不便になり、タクシーもバスも数が少ないため、高齢者になっても車の運転も生きるためにやめられない。
一番の問題は病院通い。
父はパーキンソン病と脳梗塞、動脈硬化、そして泌尿器の病気(⁈)、そして高血圧症。
パーキンソン病を除いては、一般的なお年寄りの病気(⁈)
これって病気なの?
と思ってしまう。
誰でも歳をとれば多少、動脈効果もあるし脳梗塞だって調べりゃあるさ。血圧も上がる。
オシッコだって近くなるよ。
田舎の人たちは必ず町医者の信者。
お医者さまさま。
心配だから病院に行く→何かしらの診断がありる→何かしらの薬が出される→もうやめられない(むしろどんどん薬が増えていく)

これって何かおかしくない?

誰も不思議には思わない。そして薬が手放せなくなり、最後は薬の管理が出来なくなり、困る。困ってそのあとは?
家族が面倒を見る
公共サービスを利用する
この選択肢、実はすごく難しいということが今回よくわかりました。
先述したように、足がない(公共交通機関が発達していない)ので高齢になっても運転免許を返納出来ずに運転する。
危ないのは重々承知の上。
運転免許を返納しなければ、介護は受けられない。

介護の認定も判定しに来られたら、なんか頑張ってしまい、見栄を張り、結局2人とも最も軽い『要支援1』

それでも、日常生活を老夫婦2人だけで送ることはとてもリスキーで不安が大きくて、今回SOSを受けて私が帰ってきたというわけなんですが…

ずっと…というわけにも行かず。

この先どうするのか…難しい問題山積なんです(泣)

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