マイストーリー13〜『犬を飼う夢』〜
私の夢
「犬を飼うこと」
幼い頃、親に懇願し猫やインコを飼っていました。
インコ。ピッピやチッチ、ぴいちゃんやチーコなどの名前をつけて可愛がっていました。でも、よく餌を切らしてしまい餓死させてしまったり、放し飼いにしていて逃げてしまったりと、散々な飼い主でした…(ごめんなさい)
今思えばうちの親は、全くお世話をしてくれなかった気がする。それはある意味の本当の教育なのかもしれないと、思う今日この頃…
(写真はインタネット画像)
猫は子猫の時に親戚からもらってきた『ミイ』。
可愛がっていたのですが…
実はうちの父があまり動物が好きではなく、意地悪なことをするのでついに家出をしてしまいました。何日も何日も探し続けましたが結局見つからず。
その後、行方もわからず、遠い日の寂しい記憶です。
(写真はインタネット画像)
もうそれ以上、思っても言い出せなかった…
『犬を飼いたい』なんて…
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そうして年月は流れ、今から14年前。
子どもたちも小学校に入学し子育てがひと段落した頃…
『犬が飼いたい』と子どもたちが言います。
特に長男。
小さい頃から寂しがりやで泣き虫だった彼は、何度も私たちに犬を飼いたいと訴えます…
「ダメダメ。誰がお世話するの?昼間誰も居ないから可哀想でしょ?」と子どもに言う私。
アレ?このセリフ、私が幼い頃何度も聞いたことがある!
時代は繰り返すとはよく言ったものです。
何度もそのようなやりとりを繰り返し…
ついに…
いやいや、その前に…
犬は飼えないから…と『文鳥』を飼うことに…。
名前は『ハッピー』家族に幸せを運んでくれるという意味でを込めて、子どもたちが名付けました。
ハッピーは、ひな鳥の頃我が家にやってきたので、初めはこんな感じ。
慣れるまで大変でしたが慣れてくると、ほんとに可愛いくて、はじめのうちは子どもたちもよく遊びお世話もしていました。
そのうち、カゴの掃除は私の仕事になりましたが…。
(そのうちこんなに立派に成長しました↓)
ところがその2ヶ月後。事件は起こったのです。
ふらっと立ち寄ったペットショップで…
この子に見つめられ…ついには抱っこさせられ…子どもたちよりも私がハートを鷲掴みされてしまい、ついに私の永年の『犬を飼いたい』という夢が叶ったのです。
(可愛い〜❤️)
(メロメロです❤️)
名前は家族会議を開き、投票制で決めました。とはいえ票は4つですが。
決まった名前は『らら』ミニチュアダックスの女の子です。
結局、その年、我が家に一羽と一匹の家族が増え賑やかになりました。
当時、一人で留守番出来なかった長男も(当時小学校3年生)もハッピーとららのおかげで、一段としっかりしてきました。
犬を飼うこと…それは、簡単な事ではありません。家族が増えることだから、お世話をすることや経済的にも負担は増えます。
旅行も行きにくくなります。
人間と同じように病気にかかったり、怪我をしたりもします。
でも…
つねにそばにぬくもりを感じることができます。
そしてエサをあげたり、トイレを変えたりなど、お世話をすることで「必要とされている」と感じることができ、「守ってあげたい」という責任感も生まれます。
そして何よりも、子どもも大人も学校や仕事から疲れて帰ってきた時、無条件にすり寄ってきてくれる…そんな存在は唯一無二です。
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(おまけ)
数年後、思春期を迎えた息子。
親に対しては「は?」「なに?」「うるさい」と怖い顔して答えるくせに、ららに対しては、「ららちゃーん」といくつになっても優しく甘い声で話しかけていましたよ。
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そんな我が家に、その4年後…再び事件が起こります。
(次号へ)
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2019.11.10 10:53